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博士課程からIT・web系企業へ

博士課程からIT・web系企業へ/内定者インタビュー【第1回】

アカリクWEBを開くと、目に入りやすいのがイベント・セミナー情報や求人情報。
でもよくよく見てみると、ほかにも博士の皆さんが進路を考える上で参考になる情報があちこちに転がっています。
そこで、そんなコンテンツの1つ1つを改めて掘り起こし、ご紹介していきたいと思います。

まず取り上げたいのが、アカリクを利用して内定を勝ち取った方々へのインタビューです。業種は便宜的に分けましたが、どれを取っても就職活動全体のプロセスで参考になる話が詰まっています。
初回はIT・web系です。自分の専門とは関係ないと当初は思っていた方でも内定を獲得されていますので、是非一度目を通してみてください。

●「とにかく企業の人と話そう!」(研究開発型ITベンチャー企業/理学研究科)
→学生生活後期に民間就職を意識してから、実際に内定に獲得するまでのエピソードが中心的に書かれています。IT業界を志望する明確な理由を持ち、研究への熱意を保持しながら就職活動を行っていることが成功要因?

●「扉を開けて外に出よう」(IT企業/経済学研究科)
→就職活動を始めたきっかけは、友人からシンクタンクの中途採用に誘われたことだったそう。就職活動を行う中で視野が広がり、最終的にIT企業に志望が落ち着いていくまでのプロセスに注目です。

●「自分の可能性に自信を持とう」(外資系IT企業/人文社会系研究科)
→人文社会系から外資系IT企業へ。面接では、大学という世界の外の人々とビジネスの話ができるかどうか、が問われていると感じたとのこと。学術的な貢献が重視される「研究」という世界に長い間身を置いていると、利益追求型のビジネスの世界を警戒してしまう方も多いのでは。そこからモードを意識的にどのように切替えていったのか、全体を読むと過程がよく伝わってきます。

●「研究ではない新しい世界へ向かうチャレンジ精神」(WEBマーケティング企業/ 生物・農学系)
→就職活動開始後、2ヶ月後で内定を勝ち取ったという猛者。移動時間には想定質問への回答練り直しを行い、帰り道では面接のまとめを行ったあとに論文作成や実験計画の組み立てを行っていたようです。「合間」の時間も活用しながら、就職/研究活動をどのように両立させるのか、ヒントが満載です。

●「進路に迷ったら、まずは行動してみよう」(WEB広告配信システム/アドテクノロジー企業/情報科学専攻)
→日本学術振興会特別研究員の採用中に就職活動を始めた、というケース。当時の葛藤や焦りが率直に書かれています。研究者を目指す場合、世間一般的には「学振を取る」ことが王道で、最優先の価値観になりがち。でも、それさえ取れば人生うまく行くわけではないんですね。

●「博士ならではの経験を武器に!」(インフラ系IT企業/自然科学研究科)
→「どのような軸で企業を見ていましたか?」という質問に対し「研究分野は実学ではなかったので、初めから研究内容と直結する仕事をしたいとは思っていませんでした」ときっぱり。未練のなさがかえって潔い。自分がいままで携わってきた研究が「社会の役に立つ」と思いたい、という気持ちは誰の心にもあるもの。でも就職活動に臨む上では、自分の研究分野を客観的に眺め直すことも必要になってくるのかもしれません。

●「自分の軸を定め、ぶれない企業選びを!」(データ分析系IT企業/理工学研究科)
→就職活動に挑む上では、研究で培った能力を学会ではなく「実際の面接」でどう生かすのかが問われてくるもの。その活かし方は人それぞれです。この方は「人と議論をするのが大好き」で「話し合いをまとめ」る能力があると強調していたそう。これは、文理を問わず博士に共通して当てはまりそうな傾向ですね!

●「変わり始めた未来に怯むことはない、それが人生の醍醐味!」(IT系研究職/理学系研究科)
→初めての面接で自分の印象を面接官にたずねてみたところ、「君は社会に出るべきではない」と斬り返されたとのこと。こんなこと言われたら、誰でもヘコみますよね……。その後の就職活動でこの言葉がどう活かされたのか、注目して読んでみてください。

●「研究職を目指さない博士後期課程の学生の就職活動」(IT企業/情報系)
→企業エントリーを始めたばかりの時期は事業内容を重視していたものの、選考が進んで行く中で、説明会や面接で接した「人」への印象をより重視するようになったそうです。「どんな仕事をしたいか」だけではなく、「実際にその仕事が続くか」を考える上では、きわめて重要な視点といえるのではないでしょうか。
そのほか、就職活動と研究の両立、努力したこと、自己アピールの工夫等々が具体的で、就職活動の最中にある方にとっては実践的なアドバイスに溢れています。

いかがでしたか?一口に「IT・web系」といっても就職活動を始めるきっかけから業界の絞り込み、内定が出るまでの経緯は本当に人それぞれです。
第2回では、出版系企業に内定を勝ち取った方々のインタビューをご紹介します。

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